授業科目名

基礎音楽

受講対象 授業形態 開講期 単位

幼教1 演習 半期 1

代表教員 共同担当教員

大塚 豊子 松尾 佳保/石山 恭子/大口 実和/金村 ルミ子/土井 美智子/友永 

葉子/二宮 郁子/橋本 りさ 

学修成果の到達目標

知識・技能

主体性・意欲

就業力・協働

到達目標

@楽譜を読むための基本的な理論を学ぶ。

Aピアノの基礎的テクニックを学ぶ。

B園で使う幼児の歌や季節の歌をとおして“豊かな感性”を磨く。

授業の概要

「保育士資格取得のための選択科目」

1コマを45分に分割、MLでの集団授業とピアノの個人レッスンを交替することで両方履修する。集団授業では、楽譜

を読むための『基礎的知識』を習得する。また、ソルフェージュ(リズム打ちや発声を含む)の力をつけたり、四季折々

の『子どもの歌』をとおして自然や言葉、人の声の美しさを経験したりする。また、イングリッシュハンドベル演奏をとお

して、音・響きの美しさを体感し、音楽的表現の技術を学ぶ。ピアノに関しては、半コマ(45分間)の間に、教員1人に

つき2〜3名の学生が個人レッスンを受ける。「初級ピアノ・テクニック速習ステップ」1ステップ以上、6曲の『弾き歌い』

、最低2曲のマーチを履修するものとする。具体的な最低のノルマ曲は「内容」に示したとおりであるが、学生のレベル

に合ったコースを選択するグレード制によるものとする。また、初心者の中で特に進捗度の遅い学生については、時

間外に特別の集団レッスンも実施している。



授業内容

≪MLでの集団授業計画≫

@オリエンテーション、音楽経験についてのアンケート、音楽の三要素、五線・加線の名前と音部記号、譜表と大譜

表、縦線の名前と役割、子どもの歌、指遊び

A入学前の課題テスト、幹音の日本音名・英米音名、楽譜とピアノ鍵盤の関係、発声、子どもの歌、指遊び

B派生音の日本音名・英米音名、変化記号の用法と効力、異名同音、発声、子どもの歌、指遊び

C音符と休符の名称と種類、発声、子どもの歌、指遊び 

D付点音符・休符について、連符、タイとスラー、リズムパターンとその演習、子どもの歌

E宿題解答、複付点音符、拍子の概念とリズム練習、イングリッシュハンドベルの奏法、発声、子どもの歌

Fイングリッシュハンドベル演習

G課題解答、拍と拍子の関係、拍子記号の意味、拍子の種類、単純拍子について、単純拍子のリズム練習、発声、

子どもの歌

H複合拍子について、6/8と3/4のリズム練習、弱起・強起の曲、シンコペーション、楽譜の書き方の基礎、発声、子

どもの歌

I楽譜の書き方(2/4、3/4、6/8)、拍子のまとめ、リズム練習、発声、子どもの歌

J音部記号・調号・拍子記号の書き方、速度記号、曲想に関する記号、強弱記号、発声、子どもの歌、指遊び 

K奏法に関する記号、装飾音符、省略記号、反復記号、楽語のまとめ、子どもの歌

L半音・全音、完全音程、長・短系音程、発声、子どもの歌、指遊び 

M楽語小テスト、派生音を含む音程、短音程・複音程、転回音程、発声、子どもの歌、指遊び

N課題解答、音程のまとめ、前期のまとめ、発声、子どもの歌、指遊び



≪ピアノレッスン計画≫

  下記の曲を計画的に練習し、15回レッスンを受ける。レベルの高い学生用には他のプログラムを準備している。1

6回目:定期試験(実技試験)

  《バイエル》14・16・18・21・22・24・25・29・30・31・45・46・48・53・54

  《弾き歌い》おかたづけ ・お弁当 ・うみ ・幸せなら手をたたこう ・こいのぼり ・お帰りのうた

  《マーチ》マーチ集より2曲以上




授業時間外の学習

授業の復習と課題実施・ピアノの個人練習



オフィスアワー:5限授業日以外の16:10~17:30 レッスン室・ML教室・第一会議室

オフィスアワー

評価方法・基準

MLでの授業(50%)とピアノ試験(50%)

をそれぞれで評価し合算する。MLでの授業は期末テスト(70%)と小テスト(10%)・授業への取り組み・受講態度(20%)

による総合評価を行い、ピアノはテスト(90%)とピアノレッスンへの取り組み(10%)により評価する。

S:到達内容を十分理解し、他者に説明・実践できる

A:到達内容を十分に理解できる

B:到達内容を理解できる

C:到達内容を概ね理解できる

テキスト

・「音楽の基礎」 大塚豊子 共著  圭  文杜

・「こどものうた200」 小林美実    チャイルド本杜

・「続こどものうた200」 小林美実   チャイルド本社

・「初級ピアノ・テクニック速習ステッ   プ」 大塚豊子共著 音楽之友社

・「ピアノマーチ集」 一宮道子編 全音

・プリント

参考資料

・簡易楽譜のプリント

 保育所保育指針解説書 厚生労働省

 幼保連携型認定こども園教育・幼稚園教 育要領・保育所保育指針 浅香俊二 

 チャイルド本社 



備考