授業科目名

教育方法論

受講対象 授業形態 開講期 単位

幼教2 講義 半期 2

代表教員 共同担当教員

白石 喜一 (単独)

学修成果の到達目標

知識・技能

主体性・意欲

就業力・協働

到達目標

1.効果的な教育方法を理解し、その技術を身に付ける。

2.幼児の実態に合わせ保育の工夫や改善を図ることができる。

3.教材作成、校務活動などに情報機器を活用できる。

授業の概要

「教員の免許取得のための必修科目。教職に関する科目。道徳、総合的な学習の時間等の指導法及び生徒指導、

教育相談等に関する科目。教育の方法及び技術(情報機器及び機材の活用を含む。)」

保育の計画、実施、評価、改善するための基礎的な知識を習得するための授業である。また、情報機器の活用方法

、知識を身につけ、学校現場を想定し、ICT活用も含めた教育の方法・技術を学ぶ。



授業内容

1.教育方法論を学ぶ意義と課題

2.教育方法の変遷

  時代ごとの教育方法の変遷を学び、今後の教育方法を考える。

3.学習・授業計画

  学習デザイン、授業の基礎としてのインストラクショナルデザイン等を学び、授業設計、教育方法について考える。

4.保育の計画方法

  指導案と保育記録の作成方法について学ぶ。

5.授業の方法と技術

  発問の仕方や教材・教具の作成方法を考える。

6.個と集団を生かした教育方法

  個と集団に対しての指導方法について学ぶ。

7.様々な教育方法

  モンテッソーリ、ルソー、ペスタロッチの教育方法を学ぶ。

8.複合的で多様な保育の形態や方法

  設定保育、自由保育、異年齢保育、年齢別保育等について学ぶ。

9.授業評価

  幼児理解に基づいた評価の基礎的な考え方・意義を理解し、適切な評価方法について学ぶ。

10.情報収集・検索ツールの方法

  幼児教育の現場での遊びに関する情報収集の方法を学ぶ。

  必要な情報の整理・保存・管理をすることができる。

11.発信ツールとしての利用法T

  文書作成方法を学び、保育者として子どもや保護者への発信ツールとしての教育方法・技術について学ぶ。

12.発信ツールとしての利用法U

  保育者として子どもや保護者の前に立つ場合を想定し、プレゼンテーションを利用した教育方法・技術について

学ぶ。

13.授業教材の作成

  スライドを使用して教材の作成を行う。

14.情報セキュリティー、情報モラル

  情報モラルを理解した上でICT環境を利用することができる。

  個人情報、著作権について理解し、教育者として情報モラルを身につける。

  電子メール利用上の留意点、危険性、安全性、電子メールの活用方法について学ぶ。

15.総合学習(総括)

  本科目で学習した内容の整理を行い、理解を深める。

筆記試験

授業時間外の学習

レポート・課題作成を行う。授業内に課題が終わらなかった場合は、授業時間外に進めておくこと。

オフィスアワー

平日…16時10分以降 短大本館3階 就職指導室

評価方法・基準

総合評価(授業貢献度20%、小テスト・レポート30%、試験50%)

S:保育の現場や幼児の実態に合わせて、教育方法を工夫したり改善を図ったりすることができる。

A:幼児の実態に合わせた効果的な教育方法を理解できる。

B:幼児の実態に合わせた教育方法を理解できる。

C:幼児の実態に合わせた教育方法を概ね理解できる。

テキスト

プリント教材使用

参考資料

「幼稚園教育要領」 文部科学省

「幼保連携型認定子ども園教育・保育要領」解説(内閣府、文部科学省、厚生労働省)

「保育方法・指導法」 ミネルヴァ書房

「保育方法・指導法の研究」 ミネルヴァ書房

備考