授業科目名

身体表現指導法

受講対象 授業形態 開講期 単位

幼教1 演習 半期 1

代表教員 共同担当教員

佐藤 夏江 クラス分け

学修成果の到達目標

知識・技能

主体性・意欲

就業力・協働

到達目標

@こどもの発達と運動機能に関する知識や技術を理解する。

Aこども達が全身を使い自分なりに表現できる方法を修得する。

Bこども達の豊かな感性に対応するための技術を理解する。

Cこどもたちのお手本となり、生き生きと豊かな表現ができる。

授業の概要

「教員免許状取得のための必修科目」、「教職に関する科目(教育課程及び指導法に関する科目)・保育内容の指

導法」、「保育士資格取得のための(保育の内容・方法)に関する科目」



エミール・ジャック・ダルクローズのリトミックの理論をもとにして創られた「天野式リトミック」を土台にして「リズム」と心身

のつながりを様々な方法で体感し、全身を使って表現する。基本のリズムや手拍子を応用した動きを経験し、そのリズ

ム表現を幼児へ伝える指導方法を修得する。

基本のリズムや拍子を応用した動きを経験し、そのリズム表現を幼児へ伝える方法を習得する。

授業内容

1.オリエンテーション   幼稚園教育要領の「表現」におけるねらいと内容の取扱いについて、本授業の進め方

2.音符の理解と表現方法@ 基本の音符(四分音符・八分音符・二分音符・全音符)とさまざまな動きを組み合わせ

る。

3.音符の理解と表現方法A 手拍子や足踏みなどの組み合わせ。(幼児の発達に合わせて)

4.音符の理解と表現方法B ダンスステップ(スキップ・ギャロップ・ツーステップ・ワルツなど)で、伸びやかに動く。

5.拍子感を養う@     「天野式リトミック」の特徴的な動きの一つである【拍子】の表現。(2・3・4・6拍子)

6.拍子感を養うA     幼児へ向けて、【拍子】から動きを広げる。(グ・チョキ・パ・ケンジャンプとの組み合わせ)

7.基本の音符からの展開@ 四季(春・夏・秋・冬)の中から、イメージする童謡に合わせて動きを考える。(個人)

8.基本の音符からの展開A 個人で組み合わせた動きを、グループでまとめなおし、発表する。

9.幼児への指導法@    動物模倣を考える。(個人・グループ)

10.幼児への指導法A    個人での動きをグループでまとめなおし、発表する。

11.幼児への指導法B    発表を見て、改善点などを意見交換する。(幼児への指導を想定した工夫点など)

12.幼児への指導法C    音階に合わせたポーズを考える。(個人・グループ)

13.幼児への指導法D 「ドレミのうた」(音階)に合わせて、ポーズをつなげる。

14.幼児への指導法E    発表を見て、改善点などを意見交換する。(幼児への指導を想定した工夫点など)

15.総括          この授業を通して、身体表現への理解、また幼児への指導法を理解できたか再度おさえる。

              毎回の授業ノートや振り返りシートなども使い、学習内容の整理。

認定試験(筆記)は実施しない。

授業時間外の学習

・幼児に親しみのある童謡等を調べておくこと:目安30分前後

・授業内で行う基本の動きは、随時実技テストを実施するので復習しておくこと:目安30分前後

・全身で生き生きと表現するための身体作りとして、日常的にストレッチ等を心がけること:目安1日10分

オフィスアワー

授業時間の前後に教室で受け付ける

評価方法・基準

学習意欲と受講態度60%

実技テスト(個人・グループ)30%

授業ノート・レポート10% ※

S:主体的に活動し、自分なりの身体表現活動を作成し、幼児へ実践できる

A:主体的に活動し、自分なりの身体表現活動を作成することができる

B:幼児に対する身体表現活動について理解している

C:幼児に対する身体表現活動を作成する努力ができている

テキスト

特になし

参考資料

幼稚園教育要領 文部科学省

保育所保育士指針 厚生労働省

幼保連携型認定子ども園教育・保育要領

備考