授業科目名

保育内容(言葉)

受講対象 授業形態 開講期 単位

幼教1 演習 半期 1

代表教員 共同担当教員

吉田 茂

学修成果の到達目標

知識・技能

主体性・意欲

就業力・協働

到達目標

@「言葉」の基礎的な知識を知る。

A領域「言葉」のねらい及び内容を理解する。

B幼児の言葉の発達について理解することができる。

C豊かな言葉を育む環境に関する知識を習得する。

授業の概要

「幼稚園教諭2種免許状取得のための『領域及び保育内容の指導法(領域に関する専門的事項)』及び保育士資格

取得のための『保育の内容・方法(保育内容演習)』」

教科書や視聴覚教材を中心にしながらも、適宜、論文や資料、コラム等を用いて、人間にとっての言葉について、領

域「言葉」について、そして豊かな言葉を育む実践のための基礎的な知識に関する諸理論・諸実践について理解す

る。

授業内容

1、人間にとって言葉とは何かーワークを通して言葉の機能・役割を考える

2、保育場面の映像からみる幼児教育・保育の基本(養護と教育)と領域「言葉」の位置付け

3、幼稚園教育要領(2017年告示)の領域「言葉」の特徴とはー過去の幼稚園教育要領領域「言葉」との比較を通し

て原稿幼稚園教育要領領域「言葉」の要点を知るー

4、幼保連携型認定こども園教育・保育要領(2017年告示)、幼稚園教育要領(2017年告示)、保育所保育指針(20

17年告示)の領域「言葉」のねらいと内容ーそれぞれの相似点と相違点ー

5、乳幼児期の言葉の発達の概要(0−2歳児)ー実際の保育場面での映像を通してー

6、乳幼児期の言葉の発達の概要(3−5歳児)ー実際の保育場面での映像を通してー

7、豊かな言葉と表現力を育む児童文化(絵本・物語・紙芝居・ストーリーテリング)ー映像からみる基本的知識と技術


8、豊かな言葉と表現力を育む児童文化(わらべうた・ことば遊び)ー映像からみる基本的知識と技術ー

9、0−2歳児の保育と実践ー言葉に着目してー

10、3−5歳児の保育と実践ー言葉に着目してー

11、「幼児期において育みたい資質・能力」「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」と小学校との接続

12、幼児教育における文字の取り扱いと指導

13、子どもの言葉の育ちに関して特別な配慮が必要な子どもへの関わり

14、現代の社会における「言葉」に関する課題

15、総合学習

授業時間外の学習

指定した教科書の次回講義部分を講義日までに読んでおくこと(目安約40分)

受けた講義内容については、講義で示した重要点をノートなどに整理すること

オフィスアワー

授業時間の前後に教室または非常勤講師控え室にて受け付ける

評価方法・基準

授業参加度・積極性(20%)、課題レポート(30%)、筆記試験(50%)で総合評価する

テキスト

谷田貝公昭監修・大沢裕編著「コンパクト版保育内容シリーズ『言葉』」一藝社

参考資料

幼保連携型認定こども園教育・保育要領、幼稚園教育要領、保育所保育指針及びそれらの解説書

備考