授業科目名

臨床栄養学実習

受講対象 授業形態 開講期 単位

食栄2 実習 半期 1

代表教員 共同担当教員

土谷 知子 助手 田鹿 光紀子

学修成果の到達目標

知識・技能

主体性・意欲

就業力・協働

到達目標

@個人の検査値、食事摂取状況等から栄養状態の把握方法を理解できる。

A臨床栄養学の知識をもとに病態別の栄養管理について理解を深める。

B糖尿病交換表を使用し、献立の作成ができる。

C適切な調理方法や食品の選択、常食から治療食の献立展開ができる。

授業の概要

「栄養士免許、医療秘書実務士、健康アドバイザー資格取得のための必修科目である。」

原則として基礎科目である「臨床栄養学」の単位取得後の受講とする。

テキストと関連資料を使用し、講義と実習を行う。

実際に調理を行うことで、調理の工夫を学び、量や味を体験する。

1回の授業を2コマ(180分)で実施する。

授業内容

 1.オリエンテーション(アセスメント、食事療法の基本方針)

 2.栄養補給方法と一般治療食(形態別治療食について)

 3.糖尿病交換表と献立作成

 4.エネルギーコントロール食(理論)

 5.エネルギーコントロール食(実習)

 6.たんぱく質コントロール食(理論)

 7.たんぱく質コントロール食(実習)

 8.脂質コントロール食(理論)

 9.脂質コントロール食(実習)

 10.その他の治療食について(貧血、骨疾患)

 11.術前術後、摂取嚥下障害の栄養管理

 12.献立の展開、まとめ

授業時間外の学習

臨床栄養学で学習した病態生理を自分なりに復習しておく事。

毎回授業後に復習を1時間程度行うこと。

課題の提出期限を守る事。



オフィスアワー

月、火の午後。教官室

評価方法・基準

試験60%授業・課題への取組、実習態度など40%を総合的に評価。

S:適切な調理法、食品選択、献立の展開について理解ができる。

A:糖尿病の交換表を使用し、適切な献立作成ができる。

B:疾患別の食種の特色を理解できる。

C:課題に真摯に取り組む姿勢がある。

テキスト

臨床栄養学実習書 玉川和子、口羽章子、木戸詔子(医歯薬出版)

参考資料

糖尿病食事療法のための食品交換表(日本糖尿病学会)

場合に応じて成分表、電卓、臨床栄養学で使ったテキストなど

備考