| 授業科目名 |
| 医療と薬剤 |
| 受講対象 | 授業形態 | 開講期 | 単位 |
| 医療1 | 講義 | 半期 | 2 |
| 代表教員 | 共同担当教員 |
| 矢野 忠則 |
| 学修成果の到達目標 |
| 知識・技能 | ○ |
| 主体性・意欲 | ○ |
| 就業力・協働 | ○ |
| 到達目標 |
| @薬の特性本質や基本的な知識を広く理解することができる。 |
| A薬の適正使用を理解することができる。 |
| B人々の健康を維持増進をすることに適切に指導ができる。 |
| C都道府県が実施する登録販売者試験の合格をめざす。 |
| 授業の概要 |
| 「医療秘書実務士資格取得の為の選択科目」 |
| ・本講義では、医薬品の持つ特性及び使用・取扱い、医薬品の安全対策、医薬品に係る法規・制度、体の構造及び |
| 働き、かぜ薬等の主な医薬品を学習する。 |
| ・学習資料は、厚生労働省の「試験問題の作成に関する手引き(平成28年3月)」を使用する。 |
| 授業内容 |
| 1.医薬品に共通する特性と基本的な基礎知識(その1):医薬品、副作用、情報の入手と提供の概要に |
| ついて学習する。医薬品の効き目や安全性に影響を与える要因について学習する。 |
| 2.医薬品に共通する特性と基本的な基礎知識(その2):適切な医薬品選択と受診勧奨の概要について学習する。 |
| 薬害の歴史について学習する。 |
| 3.医薬品の適正使用と安全対策(その1):医薬品の副作用情報の収集、評価、措置を学習する。副作用による健 |
| 康被害が発生した場合の救済制度の内容や手続き方法の概要を学習する。 |
| 4.医薬品の適正使用と安全対策(その2):一般用医薬品による重篤な副作用の発症例について学習する。副作用 |
| 被害や安全性の観点から、医薬品の適正使用の啓発するための活動と意義につて学習する。 |
| 5.薬事関係法規と制度(その1):医薬品販売業の許可に関係法などを学習する。 |
| 6.薬事関係法規と制度(その2):医薬品販売に関する関係法などを学習する。 |
| 7.まとめ(小テスト1):1.〜6.までの到達度について確認試験を実施する。 |
| 8.人体の働きと医薬品(その1):人体の構造と働きについて学習する。 |
| 9.人体の働きと医薬品(その2)薬が体の中に入る仕組み、体の中に入った薬の働き、いろいろな薬の剤型と使い |
| 方について学習する。症状からみた主な副作用について学習する。 |
| 10.主な医薬品とその作用(その1):精神神経に作用する薬について学習する。 |
| 11.主な医薬品とその作用(その2):呼吸器官に作用する薬、胃腸に作用する薬について学習する。 |
| 12.主な医薬品とその作用(その3):心臓等の器官や血液に作用する薬、排泄に関わる部位に作用する薬、婦人 |
| 薬、アレルギー用薬、鼻に作用する薬について学習する。 |
| 13.主な医薬品とその作用(その4):眼科用薬、皮膚に用いる薬について学習する。 |
| 14.主な医薬品とその作用(その5):歯や口中に用いる薬、禁煙補助薬、栄養強壮保健薬、漢方処方製剤・生薬製 |
| 剤、公衆衛生用薬、一般用検査薬について学習する。 |
| 15.まとめ(小テスト2):8.〜14.までの到達度について確認試験を実施する。 |
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| 授業時間外の学習 |
| ・本年度の公開講座の関連する講座に積極的に参加すること。 |
| ・登録販売者試験の過去問についても自主的に勉強すること。 |
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| オフィスアワー |
| 授業時間の前後に教室で受け付ける。 |
| 評価方法・基準 |
| 授業態度 40%、小テスト1 30%、小テスト 30% |
| S評価:県が実施する登録販売者試験に合格するレベルに達している |
| A評価:県が実施する登録販売者試験に更に努力すれば合格するレベルに達する |
| B評価:教科書の記述内容が説明でき実生活に活用できる |
| C評価:教科書の記述内容を理解している |
| テキスト |
| 日本薬剤師会監修 登録販売者研修テキスト第4版 薬事日報社 |
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| 参考資料 |
| 登録販売者試験過去問のプリントを配布する。 |
| 備考 |