| 授業科目名 |
| 被服構成演習U |
| 受講対象 | 授業形態 | 開講期 | 単位 |
| ファッション1 | 演習 | 半期 | 2 |
| 代表教員 | 共同担当教員 |
| 高野 弓枝 |
| 学修成果の到達目標 |
| 知識・技能 | ○ |
| 主体性・意欲 |
| 就業力・協働 |
| 到達目標 |
| @洋裁の基礎的な知識と技術を修得することができる。 |
| A被服の構造について理解することができる。 |
| B裏地付ベストと裏地無テーラードジャケットを製作する。 |
| 授業の概要 |
| 「知識・技能を修得するための選択科目」演習を中心とし、パターンメーキングなどの講義を交えながら指導をする。 |
| 全体説明から演習という流れを行い説明によって生じた疑問・質問に答えながら個別指導も行う。実物製作をしな |
| がら被服の構造を理解し、洋裁の基礎的な知識や技術を身に付ける。 ※1回の授業を2コマ(180分で)実施する |
| 授業内容 |
| 1.2.パターン製作【各自の原型製図を用いて裏地付きベストの製図と型紙を作成する。解説しながら演習を行う。】 |
| 3.4.実物製作1【伸縮性のない素材を選定し見積もりと要尺について、素材に適したミシン糸と針の解説と演習を |
| 行う。】 |
| 5.6.実物製作2【前項の続きを行い裏地付きベストの製作を行う。表生地と裏生地の裁断と印しつけ、副資材として |
| 接着芯の役割と使用方法ついて解説と演習を行う。】 |
| 7.8.実物製作3【前項の続きを行い裏地付きベストの製作を行う。背縫いと脇縫い、ダーツと縫い代の処理につい |
| て解説と演習を行う。】 |
| 9.10.実物製作4【前項の続きを行い裏地付きベストの製作を行う。玉縁ポケットの作成と肩縫い、見返しと裏地の |
| 縫製と仕上げについて解説と演習を行う。】 |
| 11.12.パターン製作【各自の原型製図を用いて裏地無しのテーラードジャケットの製図と型紙を作成する。解説しな |
| がら演習を行う。】 |
| 13.14.実物製作1【素材選定と要尺の見積もり、地直しと裁断をする。印しつけの方法として切りじつけの解説と演 |
| 習を行う。】 |
| 15.16.実物製作2【前項の続きを行い裏地無しのテーラードジャケットの製作を行う。切りじつけの続きと縫製につ |
| いての解説と演習を行う。】 |
| 17.18.実物製作3【前項の続きを行い裏地無しのテーラードジャケットの製作を行う。背縫いと脇縫い、裏地なし衣 |
| 服の縫い代処理の方法について解説と演習を行う。】 |
| 19.20.実物製作4【前項の続きを行い裏地無しのテーラードジャケットの製作を行う。胸ぐせダーツ、ウエストダーツ |
| の処理を行い、フラップポケット作成の解説と演習を行う。】21.22.実物製作5【前項の続きを行い裏地無しのテー |
| ラードジャケットの製作を行う。肩縫い、見返しと上衿の作成と縫い代処理について、衿の種類の解説と演習を行う。 |
| 】 |
| 23.24.実物製作6【前項の続きを行い裏地無しのテーラードジャケットの製作を行う。二枚袖を作成し、内袖と外袖 |
| の縫製と一枚袖やその他の袖の種類について解説と演習を行う。】 |
| 25.26.実物製作7【前項の続きを行い裏地無しのテーラードジャケットの製作を行う。袖と見頃の合わせ方、いせ込 |
| みの役割とアイロンのかけ方について解説と演習を行う。】 |
| 27.28.実物製作8【前項の続きを行い裏地無しのテーラードジャケットの製作を行う。裾の始末と見返しの始末、仕 |
| 上げについての解説と演習を行う。】 |
| 29.30.総合学習【被服制作について理解を深める為に各自で作成した作品を着装して発表を行い、グループワー |
| 授業時間外の学習 |
| 実物製作が中心となるため、伝達のあった材料を事前に必ず準備すること |
| 授業内で目標進度まで縫製できなかった実物製作課題については、次週までに縫製してくること。 |
| オフィスアワー |
| 授業の前後に教室で受け付ける。電子メールでの質問も受け付ける。 |
| 評価方法・基準 |
| 総合的に評価する。(受講態度30%・実物課題70%) |
| S:パターンを使って裁断や印付けをし、完成度の高い作品を提出する。 |
| A:被服の構造について理解し、洋裁の基礎的な知識と技術を修得することができる。 |
| B:洋裁の基礎的な知識を理解することができる。 |
| C:作品を完成させ提出する。 |
| テキスト |
| 文化ファッション体系 改訂版・服飾造形講座1 服飾造形の基礎 文化服装学院編 |
| 参考資料 |
| 備考 |