授業科目名

日本の文学

受講対象 授業形態 開講期 単位

留学生2 講義 半期 2

代表教員 共同担当教員

佐藤 則好

学修成果の到達目標

知識・技能

主体性・意欲

就業力・協働

到達目標

@作者の意図や、人物、情景、心情の描写を的確に捉えることができる。

A人物の生き方やその表現の仕方などについて話し合うことができる。

授業の概要

 演劇の台本である戯曲の代表作「夕鶴」の構成.

登場人物の性格、心理、せりふ、ト書きなどを通して、作者のねらい、主題を明らかにしていく力を身につける。

授業内容

1 民話『つるのおんがえし』を読み、戯曲『夕鶴』の原話となって いることを確認させる。

2 民話と戯曲『夕鶴』との関連性を文学性のうえから理解させる。

3 民話と戯曲『夕鶴』との違いを文学性のうえから理解させる。

4 『夕鶴』を通し読みして、そのストーリーを読みとる(読解)。

5 『夕鶴』を通し読みして、その表現技法を読みとる(読解)。

6 『夕鶴』を通し読みして、特色ある表現を読みとる(読解)。

7 構成を考え、登場人物を明らかにし、原話との共通点・相違点を考える。

8 構成を考え、事件を明らかにし、原話との共通点・相違点を考える。

9 構成を考え、時を明らかにし、原話との共通点・相違点を考える。

10 構成を考え、場所を明らかにし、原話との共通点・相違点を考える。

11 人物の性格、心理をつかむ。「夕鶴Jの悲劇性にせまり、人間の生き方を考える。

12 せりふおよび、せりふとせりふの間 から内面心理をつかみ、

13 「夕鶴Jの悲劇性にせまり、人間の生き方を考える。

14 以上から、作者の意図、主題をつかむ。役割を決めて演じる。

15 役割を決めて演じる。

16 期末考査

授業時間外の学習

毎回授業の際に小テストを実施するので、1時間は復習等振り返りをすること。

オフィスアワー

月曜日〜金曜日16時以降 教官室

評価方法・基準

総合評価(期末テスト50%、小テスト・レポート20%、授業態度30%)

S:講義内容を十分に理解し、効果的に運用できる

A:講義内容を理解し、運用できる

B:講義内容をおおむね理解できる

C:講義内容を理解するための意欲がある総合評価(期末テスト50%、小テスト・レポート20%、授業態度30%)

テキスト

「木下順二集」ポプラ社、プリント

参考資料

備考