授業科目名

障害の理解T

受講対象 授業形態 開講期 単位

介護1 講義 半期 2

代表教員 共同担当教員

長谷川 美枝子

学修成果の到達目標

知識・技能

主体性・意欲

就業力・協働

到達目標

@障害の外見や障害者の心理について基本的な知識を理解できる。

A障害のある人の生活について知り、生活支援の視点を形成する。

授業の概要

@障害の基本的概念、A障害のある人の生活、B障害のある人の心理的概念、C支援の際の留意点について理解

する力を身につける。

授業内容

1.障害の概念

  @障害のある人の暮らしに(事例) A 障害者の法的定義

2.視覚障害のある人の生活

  @視覚障害の原因 A心理的概念 B生活の特性と支援のポイント

3.聴覚障害・言語障害のある人の生活

  @視覚障害・言語障害の原因 A心理的概念

4. 重複障害のある人の生活

  @障害の理解 A心理的概念 B生活の特性と支援のポイント

5. 肢体不自由 のある人の生活

  @肢体不自由の種類 A心理的概念 B生活の特性と支援のポイント

6. 知的障害のある人の生活

  @「参加」と「自立」の関係 A心理的概念 B生活の特性と支援のポイント

7. 精神障害のある人の生活

@主な精神障害の概要 A生活上の特徴と生活障害 B心理的概念と支援のポイント

8. 高次脳機能障害のある人の生活

  @具体的症状 A心理的概念 B生活の特性と支援のポイント

9. 神経発達障害のある人の生活

  @ 発達障害の特性と生活 A二次障害の問題 B生活の特性と支援のポイント

10. 重症心身障害のある人の生活

  @重症心身障害の歴史と定義 A生活の特性と支援のポイント

11. 内部障害のある人の生活

  @生活のしづらさやと喪失体験 A生活の特性と心理的概念 B支援のポイント

12. 積極的傾聴( 1 )

  @明確化、共感、感情のフィードバック A自己開示

13. 積極的傾聴( 2 )

  @ 直面化,沈黙への対応、支持

14. アサーション

  @ DESC法に則った対応 A 一面性提示・両面性提示

15. 総括

  @事例内容についてグループ討議 A学習内容の整理

筆記試験

授業時間外の学習

毎回授業の際に小テストを実施するので、復習をすること。

オフィスアワー

授業時間の前後に教室で受け付ける

評価方法・基準

小テスト (30%),レポート・課題提出 (20%),筆記試験 (50%)による総合評価とする。

S:到達目標を十分に理解できる

A:到達目標を理解できる

B:到達目標を概ね理解できる

C:到達目標を理解できるように努めている

テキスト

@新・介護福祉士養成講座 第13巻「障害の理解」

A史上最強カラー図解 「臨床心理学のすべてがわかる本」 松原達也編著 ナツメ社

参考資料

備考