授業科目名

心理学

受講対象 授業形態 開講期 単位

介護1 講義 半期 2

代表教員 共同担当教員

長谷川 美枝子

学修成果の到達目標

知識・技能

主体性・意欲

就業力・協働

到達目標

@老化に伴うこころと体の変化について理解できる。

A老化が及ぼす心理的影響について理解できる。

B高齢者のこころの問題と精神障害について理解できる。

授業の概要

@各期における人間の成長と発達、A老年期の発達と成熟、B老化に伴うこころの変化と日常生活、について理解

する力を見につける。

授業内容

1. 発達とは

  @ 心身と成長の違い A 発達と個人差

2. 発達課題

  @生涯発達段階説(エリクソン・ピアジェ・フロイト・ハヴィガースト)A各期の発達課題

3. 発達と個人差

  @発達と遺伝・環境の関係 A長寿と環境の関係

4. 老化

  @老化の捉え・老化学説 A生涯発達

5.老年期の発達課題

  @老いによる喪失体験 Aサクセスフル・エイジング

6.老化が及ぼす心理的影響

@老化と個人差 A 老化と身体的機能の関係

7.老いの価値観・受容

@高齢者のパーソナリティの特徴 A価値転換

8.高齢者のこころの問題と精神障害( 1 )

 @認知症(アルツハイマー型認知症、血管性認知症、レビ-小体) A認知症の中核症状・BPSD

9.高齢者のこころの問題と精神障害( 2 )

@うつ病 At統合失調症 Bパーソナリティ障害 C神経症 D心身症

10. 高齢者のこころの問題と精神障害( 3 )

 @老人性うつ病・仮面うつ病 A高齢者の妄想・幻覚

11. 高齢者のこころの問題と精神障害( 4 )

@高齢者のせん妄・夜間せん妄 A家族への対応

12. 高齢者のこころの問題と精神障害 ( 5 )

@回想法 A 傾聴の基本 (受容,共感)

13. 高齢者のこころの問題と精神障害( 6 )

@認知症高齢者に対する心理的理解と対応 A効果的なコミュニケーションの取り方

14. 高齢者のこころの問題と精神障害 ( 7 )

@アサーション A積極的傾聴

15.総括

 @事例内容についてグループ討議 A学習内容の整理

筆記試験

授業時間外の学習

毎回授業の際に小テストを実施するので、復習をすること。

オフィスアワー

授業時間の前後に教室で受け付ける

評価方法・基準

小テスト (30%),レポート・課題提出(20%),筆記試験 (50%)による総合評価とする。

S:到達目標を十分に理解できる

A:到達目標を理解できる

B:到達目標を概ね理解できる

C:到達目標を理解できるように努めている

テキスト

@新・介護福祉士養成講座 第11巻「発達と老化の理解」

Aカラー版徹底図解「心理学」生活と社会に役立つ心理学の知識 編著者:青木紀久代他 新星出版社

参考資料

備考