授業科目名

生活支援技術T−A

受講対象 授業形態 開講期 単位

介護1 演習 半期 1

代表教員 共同担当教員

溝部 佳子

学修成果の到達目標

知識・技能

主体性・意欲

就業力・協働

到達目標

@ 生活を意識する時、何らかの障壁・障がいに直面することが理解できる。

A 社会的問題を背景とした困難な状況が、生活問題となることが理解できる。

B 生活支援に必要な基本的な知識・技術が理解できる。

C 支援者は、生活問題の予防・回復・改善を多面的な視点で観る必要性が理解できる。

授業の概要

「介護福祉士受験資格取得のための必修科目」「介護保険実務士資格取得のための必修科目」「福祉レクリエーションワ

ーカー資格取得のための必修科目」

教科書や配布資料(レジュメ)を中心に、適宜、視聴覚教材などを用いて生活支援のための知識・技術全般につい

て理解する力を身につける。

授業内容

1 介護福祉学科の基本理念(コンセプト)

2 生活とは何か:「日々の暮らし」「生活の定義」「生活にはつくり上げてきたプロセスがある」「多様な側面の統合」

  「生活リズム」について理解する。

3 生活の場の特徴:「やすらぎの場」「生活習慣を獲得する」「リラックスできる」「安全な場所」「道具(用具)があ

  る」「人とのかかわりがある」「所得がある」「ニーズを満たす」「生活史がある」について理解する。

4 生活の構成要素:「人的要素」「物的要素」について理解する。

5 生活経営の考え方:

6 介護福祉士と生活支援:「生活支援とは何か」「自立を獲得するための生活支援の意味」「生活支援の方法」「生

活支援

  の必要な人を理解するために」「生活支援の具体的な技法」

7 ICFの視点と生活支援:「ICFを生活支援に活かす」「ICFと介護過程」について理解する。

8 ネットワーキング:「チームアプローチ」「生活支援にチームアプローチが求められる理由」「効果的なネットワーキ


  グ」について理解する。

9 介護職と医療行為:「医療行為とは」「介護職と医療行為の実情と経過」について理解する。

10 家庭生活の営みとは:「家族とは」「家庭生活とは」「日本の家庭生活の変化」について理解する。

11 生活設計の考え方:「家庭管理」「消費生活」「家庭経済」について理解する。

12 レジュメ:高齢者の食生活指針

13 レジュメ:福祉ってなあに?

14 食生活の基本知識:「食文化」「食生活の変化」「栄養の理解」「献立の立て方」「食品の購入と選択」「食品の保

   存」「食品衛生」「調理の基本」について理解する。

15 食生活の基本知識:「食品の調理性」「高齢者の身体機能と栄養」「高齢者の食事と調理」「楽しい食事の演出」

「障

授業時間外の学習

教科書の次回講義分を事前に読解すること。

小テストをすることがあるので、前回の講義内容を振り返り確認・整理しておくこと。また、前回の配布資料(レジュメ)

は課題であるので、当日までに空欄を埋めておくこと。

オフィスアワー

火曜日・水曜日 16時以降 研究室

評価方法・基準

受講態度(10%)・授業貢献度(10%)・小テスト(10%)・配布資料(レジュメ)ファイルの提出(10%)・課題提出(10

%)・筆記試験(50%)などの総合評価

S:生活支援に必要な知識や技術について、諸課題に対応するための、新たな知見を生み出すことができる。

A:生活支援に必要な知識や技術について、自分の言葉で説明することができる。

B:生活支援に必要な知識や技術について、習得している。

C:生活支援に必要な知識や技術について、知りたいという意欲がある

テキスト

新・介護福祉士養成講座 第6巻「生活支援技術T」

参考資料

備考