| 授業科目名 |
| 社会の理解T |
| 受講対象 | 授業形態 | 開講期 | 単位 |
| 介護1 | 講義 | 半期 | 2 |
| 代表教員 | 共同担当教員 |
| 溝部 佳子 |
| 学修成果の到達目標 |
| 知識・技能 | ○ |
| 主体性・意欲 | ○ |
| 就業力・協働 | ○ |
| 到達目標 |
| @ 個人が自立・自律した生活を営むことの必要性が理解できる。 |
| A 個人・家族・近隣・地域・社会の単位で人間を捉える視点を理解し、基礎的態度を形成する。 |
| B 人間の生活と社会の関わりや自助から公助に至る過程が理解できる。 |
| C 現代社会の中で生活と福祉を中心に据える基本的な知識が理解できる。 |
| 授業の概要 |
| 「介護福祉士受験資格取得のための必修科目」「介護保険実務士資格取得のための必修科目」「福祉レクリエーションワ |
| ーカー資格取得のための必修科目」 |
| 教科書や配布資料(レジュメ)を中心に、適宜、視聴覚教材などを用いて人間社会を中心に生活と福祉を理解する力 |
| を身につける。 |
| 授業内容 |
| 1 人と生活:「生活するということ」「生活理解の方法」について理解する。 |
| 2 生活の構成要素:「労働」「教育」「健康」「結婚と出産・生育」について理解する。 |
| 3 家族というもの:「家族の定義」「家族と世帯の違い」について理解する。 |
| 4 家族構造と形態:「家族制度」「家族のさまざまな形態」について理解する。 |
| 5 家族の機能と役割:「生命維持機能」「生活維持機能」「パーソナリティの安定化・子どもの社会化機能」 |
| 「ケア機能」について理解する。 |
| 6 多様化する家族と家族観:「家族の個人化」「家族をめぐる変動」について理解する。 |
| 7 地域に暮らす個人:「他人を意識しない生活環境の出現」「居場所とコミュニティ」「居場所とサロン」について |
| 理解する。 |
| 8 地域社会の集団・組織:「町内会・自治会」「地域社会のさまざまな集団・組織」について理解する。 |
| 9 |
| 変貌する地域社会:「都市化と過疎化」「都市化と過疎化が引き起こす問題」「都市の空洞化」について理解する。 |
| 10 社会とは:「『社会』という用語がもつ意味」「変化する習慣」について理解する。 |
| 11 社会と組織(機能と役割):「基礎的集団と機能集団」「組織の多様性」「個人化と官僚制」について理解する。 |
| 12 新しい人的ネットワーク:「自由な人間関係」「NPOとソーシャルキャピタル」について理解する。 |
| 13 労働環境と家庭:「仕事の評価」「女性の社会進出」「職住分離社会」「問われる家族の絆」について理解する。 |
| 14 少子化と高齢化(健康、寿命):「少子化」「上昇する未婚率」「待機児童の問題と取り組み」「高齢化」 |
| 「介護の現状」について理解する。 |
| 15 育児と介護、地域社会とライフスタイル:「育児休業制度」「介護休業・休暇制度」、「余暇社会と生涯学習社会」 |
| 「高等教育機関新たな対応」「生活とゆとり」「地域活動の取り組み」について理解する。 |
| 授業時間外の学習 |
| 教科書の次回講義分を事前に読解すること。 |
| 小テストをすることがあるので、前回の講義内容を振り返り確認・整理しておくこと。また、前回の配布資料(レジュメ) |
| は課題であるので、当日までに空欄を埋めておくこと。 |
| オフィスアワー |
| 火曜日・水曜日 16時以降 研究室 |
| 評価方法・基準 |
| 受講態度(10%)・授業貢献度(10%)・小テスト(10%)・配布資料(レジュメ)ファイルの提出(10%)・課題提出(10 |
| %)・筆記試験(50%)などの総合評価 |
| S: 人間の生活と社会との関わりについて、諸課題に対応するための、新たな知見を生み出すことができる。 |
| A: 人間の生活と社会との関わりについて、自分の言葉で説明することができる。 |
| B: 人間の生活と社会との関わりについて、習得している。 |
| C: 人間の生活と社会との関わりについて、知りたいという意欲がある |
| テキスト |
| 新・介護福祉士養成講座 第2巻「社会と制度の理解」 |
| 参考資料 |
| 備考 |