| 授業科目名 |
| 人間関係論 |
| 受講対象 | 授業形態 | 開講期 | 単位 |
| 介護2 | 講義 | 半期 | 2 |
| 代表教員 | 共同担当教員 |
| 前田 明 |
| 学修成果の到達目標 |
| 知識・技能 | ○ |
| 主体性・意欲 |
| 就業力・協働 | ○ |
| 到達目標 |
| @生を慈しみ、相互の人格と尊厳を尊ぶ社会性の基礎にある人間関係について学び理解する。 |
| A心理学における「人間関係」の位置づけについて理解する。 |
| A社会と個人或いは自己(わたし)と他者(あなた)との間で織りなす関係づくりの多様な法則を理解する。 |
| B複雑な人間関係において生じる問題への対応の仕方について理解し、その改善のための技術を身につける。 |
| 授業の概要 |
| 他者と共にあって、周囲の世界と関わることは、社会的動物としての人間にとっては必要不可避なことである。学問に |
| おいて人間関係を論じて学ぶことの根本的な理由がそこにある。そこで、映像作品等の具体的な教材をもとに、人間 |
| が共に人間らしく生きる人間関係とは何かについてしっかり考えることから始め、人と人との間で織りなされる現実的 |
| で力動的な関係における法則ついての学びを進め、多様な人間関係やそこで生じる心の問題への対応についての |
| 知識や技術を深める。対人的な職業や資格(介護職員、ビジネス実務士、温泉コンセルジュ等)に関心をもつ学生に |
| 履修を推奨する。 |
| 授業内容 |
| 1.人間関係に対する基本的視点:産業心理学における人間関係の「発見」 |
| 2.映画「エレファントマン」を観て、共に人間らしく生きる人間関係について学ぶ(1) |
| 3・自分(わたし)と他者(あなた)との出会い(映画「エレファントマン」を観て考える1) |
| 4.共に人間らしく生きる人間関係について学ぶ(映画「エレファントマン」を観て考える2) |
| 5・マルティン・ブーバーの考え方を学ぶ:「最高の出会いこそ生きがいだ」 |
| 6.人間関係改善の「ノウハウ」(1):人間関係づくりトレーニングから |
| 7.人間関係改善の「ノウハウ」(2):人間関係づくりトレーニングから |
| 8.人間関係改善の「ノウハウ」(3):人間関係づくりトレーニングから−「きつい人」とのコーピング |
| 9.人間関係の諸相(1):家族関係 |
| 10.人間関係の諸相(2):夫婦関係 |
| 11.人間関係の諸相(3):職場の人間関係 他 |
| 12.社会と個人の行動における関係 |
| 13・対人援助における人間関係(1): 援助専門職者と『病者』 |
| 14.対人援助における人間関係(2): 援助専門職者と『高齢者』、 |
| 15. 対人援助における人間関係(2): 援助専門職者と『高齢者』、障がい者他 |
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| 筆記テストの実施 |
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| 授業時間外の学習 |
| 日頃から新聞等のマスメディアにおける「人間関係」における記事にふれておくように。記事の切り取り等の提出は |
| 授業態度の評価点に加点する。 |
| オフィスアワー |
| 随時、電子メールで受け取る。 |
| 評価方法・基準 |
| 授業態度(40%) 小テスト・レポート(20%) 試験(40%)による総合評価 |
| S:到達目標を十分に理解できる |
| A:到達目標を理解できる |
| B:到達目標を概ね理解できる |
| C:到達目標を理解できるように努めている |
| テキスト |
| 特に使用しない |
| 参考資料 |
| 参考図書: 服部祥子「人を育む人間関係論」医学書院 |
| 杉本良明「人間関係にうんざりしたときに読む本」 日本実業出版社 |
| 備考 |