| 授業科目名 |
| 人権教育概論 |
| 受講対象 | 授業形態 | 開講期 | 単位 |
| 介護2 | 講義 | 半期 | 2 |
| 代表教員 | 共同担当教員 |
| 田邉 勲 | 単独 |
| 学修成果の到達目標 |
| 知識・技能 | ○ |
| 主体性・意欲 | ○ |
| 就業力・協働 |
| 到達目標 |
| @差別を正しく認識し、様々な不合理や差別の解消を図る意欲と実践力を身に付ける。 |
| A進んで人権尊重の精神を身につけ、積極的に人権擁護に努める実践力を修得する。 |
| Bコミュニケーション力を身に付け、他者の存在を尊ぶ資質を育む。 |
| 授業の概要 |
| 講義を中心に、適宜視聴覚教材を利用するとともに、レポート提出、集団討議等を交えながら社会一般や介護の中 |
| にある差別事象に気づき、その解消を目指す人材として育つ。 |
| 授業内容 |
| 1 「差別」とは。現実の社会に残る差別の概要を認識する。 |
| 2 日本国憲法に見る人権。憲法に保障されている基本的人権について理解する。 |
| 3 「人権教育」の目指すもの。教育によって正しい人権感覚を身につけることの大切さを学ぶ。 |
| 4 差別選考等現実にある差別事象をもとに、具体的に人権の課題をとらえる。 |
| 5 |
| 高齢者の人権。施設等における人権。高齢者の人権を学びながら、近年施設の現場で発生する諸課題について考 |
| 察し、確固とした人権感覚を身につける。 |
| 6 性差別。 女性の人権について理解するとともに、男性に対する性差別にも目を向ける。また性的マイノリティー |
| への理解を深める。 |
| 7 子供をめぐる人権(いじめ・体罰)。教育現場から無くならないいじめや体罰が、子どもの人権を侵害していること |
| の深刻さを知りその根絶への糸口を探る。 |
| 8 子供をめぐる人権(虐待)。 虐待の種類を学び、子どもの尊厳を守ることの大切さを知る。 |
| 9 障がい者の人権。障がいを持つ人たちへの社会的関心は高まっているがまだ多くの課題があることに気づき、 |
| その克服に向ける意識を涵養する。 |
| 10 被差別部落の歴史。 新しい被差別部落の歴史観に立って、部落差別の非合理性を学ぶ。 |
| 11 同和教育。 部落差別克服のために果たした同和教育の歴史を学び、正しい人権感覚を身につける。 |
| 12 |
| 医療・国籍にかかる人権。 医療現場での各種偏見克服への取組を学習し、グローバル化していく社会での人種差 |
| 別を乗り越える力を身につける。 |
| 13 |
| 個人情報保護。 個人情報に満ち溢れている現代社会で自分たちの人権を守っていく方法を、グループ学習等を |
| 通して身につける。 |
| 授業時間外の学習 |
| 課題としてレポート提出等があるので、期限を守る。 |
| 集団討議やグループ学習に積極的に参加する。 |
| オフィスアワー |
| 月曜日、木曜日の午後 |
| 図書館で受け付ける。 |
| 評価方法・基準 |
| レポート20% 授業への取り組み態度20% 試験(筆記)60% |
| S:到達内容を十分に理解し、他者に説明(実践)できる。 |
| A:到達内容を十分に理解できる。 |
| B:到達内容を理解できる。 |
| C:到達内容を概ね理解できる。 |
| テキスト |
| 担当者作成の補助プリント等を利用 |
| その他視聴覚教材等、適宜資料を利用 |
| 参考資料 |
| プリント使用 |
| 視聴覚教材使用 |
| 備考 |